ガラパゴス諸島から見る「環境を変えれば生き方も変わる」話

こんにちは!

先日伊豆のシャボテン動物公園に行ってきたナオヒロ(@naohiroyoda)です!
園内では約1,500種類のサボテンや多肉植物が栽培されていて、
世界って広いなー!とつくづく感じました。
不思議な植物ばかりで一見の価値アリですよ!

ちなみに、シャボテン動物公園のシャボテンとは「サボテン」のことで、

魚の鮭を「サケ」と言ったり「シャケ」と言ったりするようなものだそうです。

さて今回はそんなサボテンにもまつわる「環境を変えれば生き方も変わる」というお話です。


世界自然遺産「ガラパゴス諸島」について

皆さんは「ガラパゴス諸島」をご存知でしょうか?
東太平洋上の赤道直下にあるエクアドル領の諸島で、場所はコチラです。

日本からはちょうどハワイ諸島を挟んで直線距離で約14,000km、直行便は飛んでいません。
アクセス方法としては航空機でアメリカ(アトランタやダラス等)経由でエクアドル国内に入り、
そこで国内線に乗り継いで向かうのが一般的です。

赤道直下に位置していますが、島に流れてくる冷たい海流のおかげで、
年間平均気温は約25℃と比較的過ごしやすい気候と言えます。

ガラパゴス化

ガラパゴスが語源となっている言葉に「ガラパゴス化」がありますね。
ガラパゴス化した携帯電話のことを「ガラケー」と言うのでおなじみの言葉です。

時に「時代遅れ」「古くさい」といった意味で使われがちなガラパゴス化ですが、
本来は「閉ざされた環境が生み出した独自の進化」のことを言います。

今でさえ日本人も当たり前のようにスマホを使いこなしていますが、
数年前の常識だったガラケーは、海に囲まれた日本で独自の進化を遂げた携帯電話だったんですね。

そんなガラケーの語源にもなっているガラパゴス諸島は、各大陸と離れた絶海の島々。
外敵の侵入がない環境の中、生物は独自の進化を遂げていきました・・・

 


例えば「ガラパゴスゾウガメ」
リクガメ科最大種で、記録された中での最大はなんと体重400kg、全長1.8mを超えたそうです!!
踏まれたらひとたまりもありません(笑)

 


続いて溶岩台地に最初に生える「ガラパゴスヨウガンサボテン」
僕には少し卑猥な形に見えてしまうのですが(笑)火山が噴火してできたガラパゴス諸島ならではの植物です。

 


そして「ガラパゴスアメリカグンカンドリ」
オスは繁殖期になると、ノドにある赤い風船のような袋を膨らませて
女子たちにあま~い誘惑をします。

 

膨らませた姿がコチラ♡

 


パンッパンに膨らんでます!!
ちなみに完全に膨らむまでに10分もかかるそうです(笑)
いろんな意味で、“子孫を残す”って命懸けですよね。

ちなみに「ダーウィンの進化論」で有名なチャールズ・ダーウィンは、
1835年にこのガラパゴス諸島に足を踏み入れ、 のちの著書「種の起源(進化論の話)」の着想を得たそうです。
ダーウィン26歳の時でした。



ガラパゴス諸島のイグアナとサボテンの話

ガラパゴス諸島にはイグアナが生息しています。
(※爬虫類が苦手な方はこの先写真が出ますのでご注意を!)

イグアナのような中型の爬虫類が島に生息していることはガラパゴス諸島の謎の一つでしたが、
中南米やカリブ海に生息していたイグアナが、流木のような自然のイカダに乗って、
ゆらりゆらりと偶然たどり着いたというのが有力説だそうです。

こちらが陸上に生息しているリクイグアナです。

リクイグアナは主にガラパゴスウチワサボテン(以下:サボテン)の花や実、草木の葉を食べて生きています。
アゴはかなり発達していますが鋭い爪は持っていないので、木に登ることはできません。

リクイグアナの主食であるサボテンは地面を這うようにして生息しています。

元々ガラパゴス諸島にはこのリクイグアナしかいませんでしたが、
異常気象等によりサボテンのような植物が急激に減ってしまったこともあり、
一部がエサを求めて海に生息地を移しました。

そして長~い時間をかけて進化・誕生したのがこちらのウミイグアナです。

海辺の岩場に住んでいて、基本的には引き潮の時に海に出て
露出した岩に生える海藻を食べますが、海に潜って海藻を食べることもあります。

世界で唯一「海に潜ることができる」イグアナです。

こちらが海に潜って海藻を食べている勇敢な姿!
波に流されないように岩にしがみつくため、爪も鋭く発達していきました。
写真では見えませんが、泳ぎやすいように指と指の間に小さなみずかきも付いています。

こうしてガラパゴス諸島には2種類のイグアナが誕生したのです。

【リクイグアナの特徴】
陸上のみで生活している
サボテンを主食とする
鋭い爪を持たない

【ウミイグアナの特徴】
海辺の岩場で生活している
海に潜ることができる(寒さには弱いので)
海藻を主食とする
波に流されないように爪が発達している
泳ぎやすいように水かきを持つ

サボテンの進化

ここで触れておきたいのが、サボテンについてです。

「異常気象等により陸上のサボテンのような植物が急激に減ってしまった」と先ほど書きましたが、サボテンたちも黙っていません。

果たしてこのままリクイグアナたちに一方的に食べ尽くされるのを
俺たちは黙って見ていていいのか!?

なんとかして生存競争を勝ち抜こう考えに考えた結果がコチラ、

 

樹の上への避難です(笑)
これでリクイグアナ等の動物は、首を伸ばしても手を伸ばしてもサボテンを食べられなくなってしまいました。

時間が経って落っこちてくるサボテンを待っていても仲間同士で奪い合うことになるので、
シビレを切らした一部がウミイグアナになったというのも頷けますよね。

リクイグアナが木登りが苦手な様子が分かるこちらの動画も合わせてご覧ください。

 

「ハイブリットイグアナ」の誕生

2000年代になってから、さらにおもしろい発見がありました。

海水温の上昇が原因で今度は海藻が減ったため、ウミイグアナの一部が陸に戻ってきたのです。
そこで自分たちの祖先でもあったリクイグアナと再会した結果、
なんと両者の強みを兼ね備えた「ハイブリットイグアナ(交雑種)」が誕生します!!

【ハイブリットイグアナの特徴】
水陸どちらもいける
鋭い爪を持つので樹にも登れるボテンも海藻も食べる
サボテンも海藻も食べる

ただこのハイブリットイグアナですが、
現時点では繁殖能力を持ち合わせていないので、学術的に「進化」とまでは言えないようです。
それでもハイブリットが定着するのも時間の問題かもしれないですね。

 

まとめ

リクイグアナは地面を這うサボテンを食べる

一部のサボテンが樹の上に逃げる【進化】

一部のリクイグアナはウミイグアナになる【進化】

リクイグアナとウミイグアナが再会して、ハイブリット種が誕生する【交雑】

ハイブリット種の誕生は「進化」とまで言えないにしても、
有益な情報はしっかりとDNAに受け継がれ、最終的には適した姿に変わっていくことでしょう。

また、進化は長い年月をかけて起こることと考えられていますが、
ひょっとすると短時間でも起こるものなのかもしれません。

そう考えると私たちもこのイグアナのように、生活環境を変えることを恐れずに踏み出せば、
それに順応した強い自分になり、新しい人生を送ることができる気がしてきませんか?

いつまでも自分に合わない嫌な環境にいる必要はなく、新しい環境に飛び出せばいいのです!

僕はそう感じています。


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