盆踊りでも流れる日本民謡に隠された異国のメッセージ

どうも!ナオヒロ(@naohiroyoda)です!

前回の記事では、

“下手な夏フェスよりハイになる!?日本一盛り上がる“盆踊り”が開かれる意外な場所”

ということで、神奈川県にある曹洞宗の大本山、總持寺(そうじじ)の夏フェス的な盆踊りを紹介させていただきました。

僕は残念ながら總持寺の盆踊りには参加できませんでしたが、代わりに母親の実家のある山梨の山間集落で開催されるコアな盆踊り大会に参加してきました(笑)

木曾節、炭坑節、それから集落ならではの平林音頭というものが流れそのメロディーに合わせて踊りましたが、やっぱり盆踊りっていいもんですね!

 

さて今回の記事では、日本の盆踊りでも流れる日本民謡に隠されたメッセージということで、一つの説を紹介させていただきたいと思います。




 

盆踊りの定番ソング「木曾節」について

僕の参加した盆踊り大会でも流れた木曾節(きそぶし)。

長野県の民謡ですが、一番の歌詞がコチラです。

 

木曾のナァー なかのりさん
木曾の御嶽(おんたけ) ナンチャラホーイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ

袷(あわしょ)ナァー なかのりさん
袷(あわしょ)やりたや ナンチャラホーイ
足袋(たびょ)そえて ヨイヨイヨイ

 

「ナンチャラホーイ」という頭に残る少しおかしな歌詞を耳にしたことのある方も多いかもしれません。

僕は小さい頃からずっと「なんじゃらほい」だと思っていましたが、「ナンチャラホーイ」だったんですね(笑)

長野県の木曽町観光協会によると、御岳山(おんたけさん)の麓の木曽町には古くから木材が豊富にあり、室町時代頃から全国で使われる材木の伐採が始まり、その木材運搬の過程で地域にあった民謡が徐々に日本全国に広がっていったということのようです。

木曽踊りは古くから都にまで知られていたという。木曽踊りは、当時木曽谷一帯の村々で踊られていたもので、数十種の民謡や踊りがあった。木曽節はその代表的なもので、盆踊り唄として広く木曽一円で歌われていた。
木曽御岳山の麓に広がる広大な森林地帯は、木曽桧に代表される良材の産地として、室町時代後期から近世にかけて、夥(おびただ)しい材木が伐り出されたという。
木曽節は伊勢をはじめ、全国各地から入り込んだ杣人(そまびと:きこり)や、川を利用して材木を流送する日傭(ひよう:日雇い労働者)等によっても歌われ、即興的に歌われた歌は、あるものは消え、あるものは残って、全国各地に広まっていった。

木曽町観光協会 公式HPより)

 

そしてこの木曾節が有名になったのにはもう一つ理由があり、大正から昭和にかけて福島町(現・木曽町)の町長を務めた伊東 淳(いとう すなお)さんの尽力が大きかったと言われています。

伊東さんは福島町長に就任すると、観光客誘致・地元振興の手段として早くから木曾節に着目し、自ら歌って踊りも指導して、木曾節と木曾踊りを広く紹介したそうです。

その結果、日本全国の盆踊りのテーマソングとして不動の地位を確立しているわけですから、驚きですよね!

 

インターネットで調べると、100番目くらいまでの木曾節の全歌詞なるものは見つけられるのですが、一説によると元々は500番くらいまであったんだとか・・・

オイオイ・・・それはそれで恐ろしいな・・・(笑)

 

盆踊りとしては全国一踊りやすいとも言われるこの木曾節ですが、微妙な節回しの歌い方は全国一難しいとも言われているそうで、地域の老齢化が進んでいて後継者難でもあるそうです。

 

ところで、この「ナンチャラホーイ」がもしも日本語ではないと言われたら、皆さんは信じますか?



 

日本語とヘブライ語

ん、ヘブライ語って?

と思った方もいることでしょう。

 

その前にまずは日本民謡のお話からですが、日本民謡はもともとその地域の風習から生まれたものが多く、農作業や子守りなどをしながら歌っていたものが、自然と歌になっていったと言われています。

そのため楽譜という楽譜がもともと存在せず、楽器も使わない歌がほとんどだったようです。

農作業において言えば、民謡のリズムに乗ることで、少しでも楽しく作業をしようとしたとか、機械の無い時代に等間隔で稲や種なんかを植えるための工夫だったとか、いろいろ考えられるかと思います。

余談ですが、僕が大学生の時に受けた授業によると、足場が安定しない田んぼや畑で出来上がったものが多いので、日本の踊りは腰の位置を低くして踊られるものが多いんだとか。(バランスを取るために人は腰を落とすから)

 

そして日本語の中には、実はヘブライ語に由来しているものがあるという説があるのをご存知でしょうか?

 

一応断っておきますが、あくまでも“説”です(笑)

 

ヘブライ語というのは、旧約聖書の時代に古代イスラエル人(後のユダヤ人)が使っていた言語。

日本語ではよく意味の分からないものが、実はヘブライ語に訳すと意味のあるものになる場合があるというのです。

 

どういうことか、いくつか例を見てみましょう!

 

木曾節

まずは盆踊りで定番ソングである木曾節の「ナンチャラホーイ」という部分。

ヘブライ語を当ててみると

●ナアム:予言する
●チャラ
:栄える(前進する)

●ホイ:ああ(感嘆詞)

 

この世がよくなりますように

と理解することが出来るのだそうです。

信仰の山である御嶽山(おんたけさん)に登った遥か昔の修行者たちが、何らかの意図で世の中の平和を祈ったのではないか、という説です。

 

「ナンチャラホーイ」は他にも、木曽地方の古い方言で「なんとまあ!」と言う驚きを表す言葉だとか、サンスクリット語で“盆踊り”を意味するだとか言われています。

 

まあこれがヘブライ語っていうのは、かなりこじつけっぽい話ですよね!?(笑)

もちろん分かりますよ!

僕は「なんとまあ!」という方言説が一番有力のような気がします。

 

それでは他も見ていきましょう!!

 

ソーラン節

次に「ヤーレンソーラン♪」というメロディーで有名な北海道民謡のソーラン節。

この民謡はニシン漁の歌として昔から北海道に伝わるのですが、ドラマ「3年B組金八先生」でとても有名になりましたよね!

僕の生まれ育った山梨県には海さえないというのに、小学生の時になぜか踊らされた記憶があります。

まあ踊ったら踊ったで楽しいんですけどね(笑)

 

ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン
(ハイハイ)
にしん来たかと かもめに問えば
わたしゃ立つ鳥 波に聞け
チョイ ヤサエ エンヤン サー ノドッコイショ

 

ただこの「ヤーレンソーラン」の日本語としての歌詞は意味不明で、地元の漁師の方でさえ意味がサッパリわからないんだそうです。

「え、ただの掛け声じゃないの!?」ってな反応です。

しかし、思いもよらない人達がこの歌の意味を理解できてしまうんだと言います。

 

それはやっぱり、ヘブライ語を使うイスラエル人。

ヘブライ語でソーラン節の歌詞を読み解くと、このようになります。

●ヤーレン:喜び歌う
ソーラン:一人の歌い手

 

⇒一人の歌い手が喜び歌う

チョイ:行進する
ヤサエ・エンヤン:まっすぐ進む
●サー:嵐
●ノ・ドッコイショ:神の助けによって押し進んでいけるように

 

⇒たとえ嵐が来たとしても、神の後押しによって押し進んでいけますように

ちょっとすごいですね。

 

相撲

続いて、日本が世界に誇る国技、相撲。

行司の使う「はっけよーい のこったのこった!」という日本語としては意味の分からない掛け声。

別に何も残らないよ!みたいな。

これも不思議なことにヘブライ語では意味を持ってしまいます。

●ハッケ:投げつけろ!
ヨイ:やっつけろ!

●ノコッタ ノコッタ:投げたぞ!やったぞ!

さらに相撲の世界で使われる「どすこい」という言葉は、ヘブライ語では「異教徒を踏み落とせ!」という意味があるんだとか。

コトバンクによると「どすこい」は「どっこい」が転じたものだということです。

まあ実際に「どすこい」という言葉が使われているのを僕は聞いたことありませんけど(笑)

 

日本語に訳されている時点でかなり意訳が入っているとは思いますが、

ソーラン節の「ノ・ドッコイショ=神の助けによって押し進んでいけるように」

相撲の「ドスコイ(ドッコイ)=異教徒を踏み落とせ!」は、

“強い力が働く”という点で意味が似通っているような気がしなくもないです、かね???

 




 

伊勢音頭

そして極めつけは伊勢音頭(いせおんど)。

江戸時代に伊勢国(現・三重県)で唄われて、全国に広まっていった民謡です。

分かっているだけで九州から東北までこんなに伊勢音頭が派生していったほど、当時お伊勢参りは全国的な大ブームでした。

  • 津軽願人節(青森県)
  • 南部俵積み唄(岩手県)
  • 秋田大黒舞(秋田県)
  • 三吉節(秋田県)
  • 山形大黒舞(山形県)
  • 花笠踊り唄(山形県)
  • 帆柱起し音頭(富山県)
  • まだら節(石川県)
  • 郡上節(岐阜県)
  • 三河万歳(愛知県)
  • 桑名の殿様(三重県)
  • 尾鷲節(三重県)
  • 広島木遣り音頭(広島県)
  • 香川の伊勢道中唄(香川県)
  • 伊予万歳(愛媛県)
  • 今治大黒舞(愛媛県)
  • 博多祝い歌(福岡県)

 

そして伊勢音頭の中には、「コラーコラー ヤーハ トコーオ セェヌオ」という日本語ではやはり意味を持たない掛け声がありますが、それをヘブライ語に直すとこんな意味になるんだそうです。

●コラーコラー:呼べ呼べ
●ヤーハ
ヤハウェを

●トコーオ セェヌオ:憎しみを砕く

いろんなYouTubeの動画を探ってみたのですが、冒頭の「コラーコラー」という部分が唄われている動画を残念ながら僕は見つけられませんでした・・・

 

ただ、伊勢音頭の指導と普及活動を積極的に行っている豊鶴連(ほうかくれん)さんのHPにある歌詞を見ると、

“ヤートコ セーノ”
ヨーイヤナ アララー
コレハイセーエエ コノヨイトコイセ

と確かに書かれています。

下の豊鶴連さんの動画では、1分21秒あたりからです。

 

 

ヤーハ トコーオ セェヌオ・・・
ヤハウェは、憎しみを砕く・・・)

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

いくつかの例を見ていくと、木曾節の「ナンチャラホーイ」もあながちヘブライ語ではないと、言い切れない感じがしてきませんか?(笑)

 

日本語とヘブライ語(日本とイスラエル)の共通点については、多くの学者が興味深い研究としながらも、その学問的な根拠づけはあいまいということに留まっているようです。

とはいえ言語を抜きにしても、日本文化とイスラエル文化にはたくさんの類似点があり、単なる偶然の域を越えていると考える学者がたくさんいることも事実です。

 

★この続きはまたどこかでお話したいと思っていますので、お楽しみに★

 

いずれにしても、日本で生まれた民謡や文化は有形・無形問わず素晴らしい遺産ばかりなので、姿は変化しても、後世に継承されていくことを僕は願っています。

長文でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

 






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