歌川国芳が、浮世絵に描き遺した謎の数々

はいこんにちは~ナオヒロ(@naohiroyoda)です~!

今日は予知・予言系のお話をしましょう。

予知・予言と言っても、近い将来おおきな自然災害が起こるかもよ!というものではないので、どうぞご安心を。

 

みなさんは幕末のアーティスト、歌川国芳(うたがわくによし)をご存知でしょうか?

歌川 国芳(うたがわ くによし、寛政9年11月15日(1798年1月1日 ) – 文久元年3月5日(1861年4月14日)は、江戸時代末期の浮世絵師。

Wikipediaより

そうです、浮世絵師の一人です。

 

【話ネタ】謎の浮世絵師「写楽」とTSUTAYAにまつわる話

先日こちらの記事でご紹介した東洲斎写楽登場からわずか10ヶ月で姿を消した年から2年後の寛政9年(1798年)に、歌川国芳は江戸日本橋に誕生したわけなのですが、彼が描いた作品の数々、これがまたいろんな意味で“凄まじい”のです(笑)

歌川国芳は奇想天外なアイデア、斬新なデザイン力を発揮し、浮世絵の枠にとどまらない類まれなる作品を数多く生み出しました。




歌川国芳の作品の数々

幼い頃から絵の才があった歌川国芳は、15歳の時に浮世絵界最大派閥の歌川派の門戸を叩きます。

しかしなかなか世間からの評価は得られず、彼の才能は長い間くすぶっていたそうです。

そして歌川派に入ってから15年程の月日が流れた頃、ついに彼は次の作品を発表して大ヒットすることになります。

通俗水滸伝豪傑百八人之一個」

当時ブームになっていた『水滸伝(すいこでん)』を題材にしたこの躍動感あふれるシリーズ作品の発表で、ついに歌川国芳は大アタリ!

「武者絵の国芳」といって大きく賞賛され、ここから凄腕の浮世絵師として名をとどろかせていくのでした。


 

猫にまつわる作品

他にも歌川国芳は大の猫好きとして知られ、数々の猫にまつわる絵を残し、今でも愛猫家たちの心をわしづかみにしています!

「鼠よけの猫」(1830年頃)

「これを家に貼っておけば、ネズミは恐れをなして出てこなくなる」という“おまじないの絵”らしいです(笑)

ユーモアあふれていますね~!

 

金魚づくし 百物語」(1839年頃)

『金魚づくし』シリーズ全8枚のうちの一枚。
100話目が終わって100本目のろうそくが消えると化け物が現れるという「百物語」と掛け、金魚の世界では化け物ではなく化け猫が現れちゃった!という瞬間の絵(笑)
腰を抜かして慌てふためく金魚、浮き草の刀で化け猫に立ち向かおうとする金魚など、リアクションが秀逸です。

 

猫の当字 かつお(1841~1843年頃)

そのままですが、猫がたくさん合わさって「かつお」の文字を作っています。

いやいやここの体勢は絶対無理でしょ!とツッコミを入れたくなる猫もたくさんいますね(笑)

ジブリアニメ「耳をすませば」や「猫の恩返し」も、ひょっとして歌川国芳の絵から猫の動きを参考にしていたりして・・・?

歌川国芳と猫について、もっと知りたい!という猫好きな方は、こちらの本をお読みください。

 



自画像、その他の作品

続いて、自画像です。

みなさん、ついに歌川国芳がどんな風貌だったか見れますよー!

それではいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

―GO―

 

いやこっち向いてへんのかい!!!

後姿の自画像って、いや自画像ではあるけどもwww

まあ猫がたくさん描かれているので歌川国芳本人だろうと推測されます。

着ているどてらの柄は「地獄変相図」と言われ、よく分かりませんがこの地獄絵が本人は大のお気に入りだったそうです。

奇抜な人でしょ???笑

 

他にも彼の浮世絵には、大迫力のガイコツの妖怪が登場したり、

「相馬の古内裏(1845年頃)」

 

同じく妖怪が、エロ詩吟の天津木村ばりに「吟じます!」と言ったか言わないかはさておき、吟じてみたり、

「百人一首之内 大納言経信(1840~1842年頃)」

 

と思えばエビと鳥が闘ってみたり、


「シリーズ『禽獣図会』の1枚(1839~41年)」

 

素っ裸の人で人を作っちゃったり、

「みかけハこハゐが とんだいゝ人だ(1847年)」

「見かけは怖いが、とんだいい人だ」という名前の作品ですが、もう何が何だかよく分からないでございますね~(笑)

 

「人かたまつて人になる(1847年頃)」

頭上の余白に書いてある文章は、

「人おほき人の中にも人ぞなき 人になれ人 人になせ人 (人多き人の中にも人ぞ無き 人に成れ人 人に為せ人)」

現代語訳は「人の多い世の中だけど、本当の人格者ってのはいないもんだよね」となり、かの上杉鷹山先生の格言でございます。

 

さらにさらに、絵から爆音が聞こえてきそうな臨場感たっぷりの作品もたくさんあります!!

「甲越勇将伝 武田家廿四将 三討死之内 諸角豊後守昌清(1847年頃)」


「甲越勇将伝 本庄越前守繁長」

「六様性国芳自慢 先負  文覚上人(1860年)」

江戸時代にこのデザインですからねぇ。。。

いやー歌川国芳さん、ほんと素晴らしいです!!!

おそらくこういう方々がいて、今日の日本のマンガ文化が成立したのだと思わざるにはいられません。

 

あ、作品に見とれ、肝心の予言の話を忘れていました。



歌川国芳が浮世絵に描き遺した謎

大変長らくお待たせいたしました!

歌川国芳が、ただでさえ画風がとんでもない浮世絵師だったことはお分かりいただけたかと思いますが、実は彼の描いた浮世絵の中にはいくつもの謎が残されています。

中には、当時存在していなかったものが描かれていたり、予知を連想させるものがあるというのです。

こういう作品がスマホやタブレットを見ている女性に見えるのは、そう見えるだけでどうせ手鏡でしょうから、さておき(笑)

と言いたいところですが、余白に鏡に映る女性とは関係のない絵が描かれているのは少し引っ掛かりはしますね、、、

 

さてここからが本番です。

こちらは「東都御厩川岸之図」という作品ですが、顔が傘にスッポリ覆われている右下の男性の傘に注目してください。

何やら小さな字が傘の右下に書かれているのがお分かりいただけるでしょうか。

 

拡大してみると、、、

 

どうやら「千八百六十一番」と書かれているようです。

この数字で彼が何を表現したかったのか、実際このようなデザインの傘が存在していたのかなどは今となっては不明ですが、こちらを改めてご覧ください。

 

歌川 国芳(うたがわ くによし、寛政9年11月15日(1798年1月1日 ) – 文久元年3月5日(1861年4月14日)は、江戸時代末期の浮世絵師。

Wikipediaより

なんとこの「1861」という数字、彼が亡くなった西暦1861年とピッタリ一致しているではありませんか!

 

西暦は、キリスト教においてキリスト(救世主)と見なされるイエス・キリストが生まれたとされる年の翌年を元年としたものですが、江戸時代の日本は鎖国政策によって海外との交流がほとんど禁じられていたこともあり、年代を数えるのに使用するのはもっぱら年号でした。

現代でいう「昭和」とか「平成」とかそういう類のものですね。

当時は文久元年となるので、浮世絵に西暦で年代が書かれていたと考えるのは、少しおかしな話です。

 

おかしな話ではあるのですが、日本へのキリスト教伝来の第一歩がフランシスコ・ザビエルによる1549年に鹿児島上陸ということを考えると、日常生活で西暦は用いられていないにしろ、考え方を知っている日本人がいてもおかしくなかったかもしれません。

真実のほどは僕には分かりませんが(笑)

 

いずれにしても、この小さな傘に書かれていた謎の数字が自分自身の没年になっていたのですから、不思議ですよね。

 

さらに歌川国芳は自身の没年だけではなく、約150年後の現代に繋がる予知もしていたと言われています。

こちらの絵を見てみてください。

「東都三ッ股の図」という作品で、腐食防止のために船底を火であぶる船大工の日常のワンシーンが描かれたものです。

青い川は紛れもなく花火大会でも有名な隅田川で、船の黒煙の奥には「永代橋」と思われる橋が描かれています。

そして左の奥に、2つの高い塔のようなものが描かれていますね。

 

拡大してみると、、、

左は火の見櫓のように見えます。

それよりもはるかに高い右の塔のようなものは一体何なのでしょうか?

当時の江戸幕府は、江戸城の威厳を保つために、それよりも高い建物(地上から58m以上)の建造物の建築は断固許しませんでした。

つまりこのような巨大な建造物は江戸の町に本来存在しておらず、浮世絵に描かれることが不思議なのです。

 

もうお気付きのことと思います。

歌川国芳は150年前に、634メートルの電波塔「東京スカイツリー」の建立を予知していたのではないか?ということです。

 

こちらが今の隅田川に架かる永代橋と、東京スカイツリーです。

この絵の描かれたと言われる日本橋エリアから見ると、まさに絵と同じような位置に永代橋と東京スカイツリーが見えるのです。

 

いずれにしても歌川国芳という人物は、あらゆる才能に溢れ、魅惑的な人物だったと言えますね!

 

みなさんはこの話、どう思いますか???

これはわりと有名な話なので、GoogleアプリのCMで人力車のお兄さんもレディー達に話しています(笑)

次回の更新もお楽しみに!!

 






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