※下の方に動画があるので、ぜひ見てみてください!
みなさんは、マスゲームという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
マスゲームとは、多人数が集まって体操やダンスなどを一斉に行う集団演技である。同調性の高い動作を行うことを特徴とする。集団体操とも言う。
(Wikipediaより引用)
北朝鮮で行われる大規模なマスゲーム・芸術公演のイメージが世界中に浸透した結果、今では国際的な言葉になっています。
北朝鮮が今年2018年9月9日に建国70周年を迎えたのは記憶に新しいですが、かねてからの報道通りに、式典の中で大規模なマスゲームを復活させたことが大きな話題になっています。
2013年までのほぼ毎年、自国民約10万人を動員し、故金日成主席の業績を礼賛する内容のマスゲームを開催していました。
しかし、理由は明らかにされていませんが、2014年以降はマスゲームの開催を取りやめてしまったのです。
今年9月の大規模なマスゲームの開催は5年ぶりとのこともあって、世界中のツアー会社を通じた各国の旅行客が、北朝鮮を訪問したそうです。
その時の様子がコチラです。
信じられないかもしれませんが、奥の動く絵や写真は、全てプレートを持った一人一人が、それを動かしたり変更したりすることで出来上がっています!!
実際に見たら人間の力に感動するでしょうね。
たまに間違えてしまっている人がいるのもおもしろいです(笑)それにしても北朝鮮の統率力というものには毎回本当に感服します。
ただ、この北朝鮮のマスゲームですが、もともとの着想はなんと日本から得たと言われています。
つまりきっかけは日本のマスゲームだったのです(笑)
【日本のマスゲームについて】
学校の運動会で行われるマスゲームとして扱われる種目は組体操やダンス(お遊戯)など、何らかのパフォーマンス種目があげられる。また、統一性を高めるため、体操着を着用(内容によっては体操着以外の衣装を着用する場合がある)し、体操帽はクラスに関係なく赤か白のどちらかに合わせるほか、脱げる事を考えて最初からかぶらない学校もある。
(Wikipediaより引用)
日本は集団行動を重んじてきた歴史があるため、みんな同じ体操着を着ながら運動会で組体操をするなどしてきました。
今でも運動会などでよく見る光景かもしれません。
これは北朝鮮も同じで、一人の失敗や怠慢が集団全体の成果に悪く影響するということを、幼心に一人一人植え付ける役割があります。
つまり洗脳に近いやり方と言えるでしょう。
日本はまだ時間割の中で体育の授業内で練習を行うくらいかと思いますが、北朝鮮の場合は国家プロジェクトに近いので、力の入れようが比べ物になりません。
同じくWIkipediaによると、マスゲームに駆り出される北朝鮮の子どもたちのこんな残念な話もあります。
北朝鮮の子どもたちは北朝鮮賛美や金一族賛美するマスゲーム公演の準備のために練習期間には学校にも行けず、過酷な練習に駆り出されることが広く知れ渡っている。2014年に発行された国連の北朝鮮人権調査委員会の報告書で「夏の暑い日差しの中、コンクリートの上で練習していると気絶する人も珍しくなかった」「急性虫垂炎なのに我慢して練習していた7、8歳くらいの男子児童は、治療を受けられずに死亡した」と指摘されている
洗脳と聞けば少し怖いイメージがありますが、あなたは、日本社会や環境に少しも洗脳されていないと言い切れるでしょうか?
ルール化と洗脳はニュアンスが多少違います。
僕は自分自身の考え方など、おそらく洗脳されてしまっていることもいくつかある思います(笑)
コメントを残す