【雑記】ノルウェイの森と、ノルウェーの森

こんにちは、ナオヒロです!

※最初にお断りしておきますが、今回の記事には大きなオチがありません。僕の好きな音楽をご紹介するだけです(笑)その点何卒ご了承くださいm(__)m




 

「ノルウェーの森」と聞いた時に真っ先に思いつくのが、作家村上春樹さんの代表作「ノルウェイの森」ですよね。

小説「ノルウェイの森」のストーリーは、37歳の「僕(主人公)」が飛行機に乗ってドイツの空港に着陸しようとしているシーンからはじまります。着陸すると飛行機のスピーカーから「ノルウェイの森」のBGMが小さく流れてきて、「僕」はどういうわけか混乱してしまう、というものだったと思います。(確か)

 

ちなみにこの村上春樹さんの「ノルウェイの森」はもともと「雨の中の庭」というタイトルで書き始められた小説だったのですが、原稿を出版社に渡す2日前に「ノルウェイの森」に変更されたという裏話があります。

というのも、タイトルに最後の最後まで迷った村上春樹さんが奥さんに作品を読んでもらい意見を求めた時に、「ノルウェイの森でいいんじゃない?」という返答があったからだといいます。

 

この作品タイトルについては、ファンや色々な人からよく質問を受けたのでしょう。村上春樹さんは自著「『そうだ、村上さんに聞いてみよう』と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? の中で、一言こう話しています。(いやタイトル長いわゞ(´▽`*)笑

ところでビートルズの“ノルウェイの森”というタイトルが誤訳かどうかという論争が以前からあって、これについて書き出すとかなり長くなります

 

ビートルズの「ノルウェーの森」が誤訳と騒がれていたことはもちろん知っていたようですが、他にも村上春樹さんなりの考えがありそうですね。

「ビートルズの“ノルウェの森”」と表現しているところが少し気になりますが、ここでは流してください(笑)



 

この「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」という曲、僕にとってビートルズの中で思い入れの強い曲の一つなのですが、それを今回みなさんにご紹介したく、ただその理由だけでこの記事を書いております(笑)

 

「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」
邦題は「ノルウェーの森」です。

(This Bird Has Flown)というのは、「鳥はどこかへ行ってしまった」という副題です。

 

恋愛関係のロマンチックな部分というよりも暗い部分が際立って表現されていて、曲調も全体的に盛り上がりに欠けるのですが、毎年今みたいに寒くなってくる頃に無性に聴きたくなる曲なんですよね。

 

村上春樹さんの小説『ノルウェイの森』の主人公「僕」は、飛行機の中でこの曲を聴いたのでしょう。

 

「ノルウェーの森」はジョンとポールの共作でアルバム「Rubber Soul」に初めて収録されましたが、ビートルズが初めてインドの弦楽器“シタール”を演奏に取り入れたことでも話題になりました。

演奏の中できこえるビヨ~~ンとかギュイ~ンといった独特な音、これがシタールです(笑)

 

シタールはネック部分が木でできていて、ボディはなんとカボチャをくり貫いて作られているという不思議な楽器です。

【インドでシタールを習っている友人のMさん】

生で聴くと、どこかに意識を持っていかれそうなエキゾチックで美しい音色がします。

 

さてこのビートルズの「Norwegian Wood (This Bird Has Flown))」、1965年にリリースされた後、日本では「ノルウェーの森」という素敵な邦題が付けられました。

※村上春樹さんの小説タイトルや、ストーリーに出てくるのは「ノルウェの森」です。

 

しかし実はこの「ノルウェーの森」という曲タイトル、先ほどの村上春樹さんの言葉にもありましたが、日本語と英語の間で起きた誤訳?が生んだ成功と言われたりします。




どういうことかというと、ビートルズの意図していた「Norwegian Wood」というのは「ノルウェーの森」ではなく、「ノルウェー産の木材」という意味だからです(笑)

日本語で歌詞を見てみましょう。

素敵な曲なので、ぜひもう一度流しながら歌詞を読んでみてくださいね。

 

Norwegian Wood(This Bird Has Flown)– The Beatles

 

 

I once had a girl, or should I say, she once had me

(ある時ひとりの女の子をひっかけた それともこう表現すべきかな “彼女にひっかけられた”って)

 

She showed me her room, isn’t it good, Norwegian wood?

(彼女は僕を部屋に招き入れてこう言った「すてきな部屋でしょ?ノルウェー産の木材なのよ」)

 

She asked me to stay and she told me to sit anywhere

(彼女は「泊まってけば?」って言って、それからこう続けた「どこでも好きなところに座って」)

 

So I looked around and I noticed there wasn’t a chair

(だから僕は部屋を見渡してみたんだけど、イスなんてどこにも無かったんだ)

 

I sat on the rug, biding my time, drinking her wine

(絨毯の上に座って、彼女のワインを飲みながら僕は様子をうかがってた)

 

We talked until two and then she said, “It’s time for bed”

(夜中の2時まで話が盛り上がったあとで、彼女がこう言ったんた「もう寝る時間ね」)

~間奏~

She told me she worked in the morning and started to laugh

(そして彼女は「仕事で朝早いの」って言って、笑い出したんだ)

 

I told her I didn’t and crawled off to sleep in the bath

(「僕は休みだよ」って言ってから、部屋を這い出して風呂場へ眠りに行った)

 

And when I awoke I was alone, this bird had flown

(朝目を覚ますと僕は1人ぼっちだった 鳥はどこかへ行ってしまったんだ)

 

So I lit a fire, isn’t it good, Norwegian wood?

(だから僕は火をつけた いい燃えっぷりだな ノルウェー産の木材ってのは)

この表現が良いかは分かりませんが、くすぐったくなってくるような歌詞です。

【ジブリアニメ「海がきこえる」のワンシーン】



オチの部分は、「だから僕は火をつけた いい燃えっぷりだな ノルウェー産の木材ってのは」と僕は訳してみましたが、こんな風に訳すこともできます。

「そして僕は暖炉に火を灯した いい雰囲気だな ノルウェー産の木材ってのは」

解釈の仕方で、曲のイメージや男女の関係性が全く異なってくるわけです。

 

めんどくさい話は抜きにしても、「good」「wood」で韻を踏んでたりして、聞き心地も良いですよね!

2分あまりの短い曲ですが、とても奥が深い名曲だと思います。

 

と、ここまで書いてきましたが、果たして「ノルウェーの森」が誤訳なのかどうかは僕には分かりません。

だって「ノルウェー産の木材」というタイトルでは、日本人にウケたか分かりませんからね(笑)

翻訳家もそんなバカじゃないと思います。「ノルウェーの森」の方が絶対に日本人にとって親しみやすいでしょ?

 

以上、曲のオチはおもしろいのにこの記事に大したオチがありませんが、ここでオチます。

 






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