【話ネタ】サッカーの起源とは?

サッカーは日本で人気のスポーツの一つですが、今年3月8日に第一生命保険株式会社が発表した幼児・児童の「なりたい職業ランキング」では、『サッカー選手』が見事2年ぶりに首位を奪還しました。(「サッカーダイジェスト」参照)

そんな子どもたちにも大人気のサッカーですが、ウィキペディアによるサッカーの概要は下記の通りです。

1チームは基本11人。少なくとも7人以上いれば試合ができる。少人数制のルールもある。2チームが敵味方となり、1個のボールを主に足を使って移動させ(腕、手を使ってはいけない)、自チームのゴールを守りつつ、相手チームのゴールへ運び、相手ゴールにボールが入ると自チームの得点が1加算される。試合は制限時間の満了によって終了し、時間内により多くの得点を記録したチームが勝ちとなる。

(Wikipedia:サッカー

記載の通り、自チームのゴールを守りつつ、相手チームのゴールへボールを運ぶ球技です(笑)




ところでみなさんは、サッカーの起源をご存知でしょうか?

サッカーをされている方や、興味のある方はすでにご存知かと思いますが、サッカーの起源として有名なものは大きく3つあるんです。

①「イタリア」起源説

まずはイタリア!

イタリアには8世紀以前から、宮廷の門でボールを蹴り合う「カルチョ(calcio)」と呼ばれる興行が存在していました。

カルチョは数人の男性が球をめぐって戦うという格闘技要素も多く含まれたものだったとされ、勝敗にお金をかけた賭博でもありました。

それが次第に現在のようなルールを定めたスポーツに変遷していったとされる説なのですが、8世紀以前からこのような遊びがイタリアに存在していたこともあり、イタリア人の中にはカルチョがサッカーの起源であると信じている人がかなり多いようです。




②「中国」起源説

続いて中国が起源ではないかという説です。

中国には「蹴鞠(しゅうきく)」という鞠(まり)を蹴り合うの伝統的な遊戯があるのですが、この遊戯の起源はなんと紀元前300年以上前の斉(戦国時代)の時代の軍事訓練にさかのぼるとされています。

時代を経て漢の時代(紀元前206-220年)には12人のチームが対抗して鞠を争奪して、「球門」いわゆるサッカーゴール?に鞠を入れた数を競う遊戯として確立し、宮廷内で大規模な競技が行わるほどでした。かなり現在のサッカーに近い気がしますね。

ちなみにこの遊戯は「蹴鞠(けまり/しゅうきく)」として、600年代に仏教などの文化と一緒に日本にも伝わりました。

蹴鞠は平安時代に日本の宮中で一大ブームとなり、驚くべきことに難波家や飛鳥井家など、蹴鞠を家業にする家も存在したと言います。もはやプロサッカー選手といった感じでしょうか(笑)

 

今でも京都や奈良を中心に、お祭りなどで蹴鞠が奉納される神社があるんですよ!

それから京都の蹴鞠は京都市の無形民俗文化財に、香川県の金刀比羅宮の蹴鞠は香川県の無形民俗文化財にそれぞれ指定されています。




③「中世イングランド」起源説

そして最も有名なのが、最後にご紹介する中世イングランド起源説です。

それは有名になるだろうなというか、僕もコチラの説が一番驚きました。

イタリアのカルチョとだいたい同年代の8世紀頃の中世イングランドでは、戦争に勝利した際、敵国の将軍の首を切り取り、その首を蹴って戦争に勝利したことを称える習慣がありました。

それが、一般大衆にもモッブゲームという行事として形を変え、広まったそうです。

モッブゲームは、王妃が将軍の首に見立てた球(ボール)を城から投げ、民衆が一斉に隣町の門(ゴール)に向かって競い合って蹴り合うというものでした。時間も人数も無制限だったといいます。

そしてボールを使った遊びに変化し、現在のようなゲームのような形へと移行したという説です。

現在のサッカーの起源かどうかは別としても、将軍の首を切り取り、蹴って戦争の勝利を称えるグロテスクな習慣が中世イングランドにあったことが衝撃的ですよね!




この中でもっとも有力とされる説

それでは、サッカーの起源として最も有力な説は結局どれなのでしょう??

中世イングランドの生首を蹴った習慣が一番“有名”なのは納得ですが、これが“有力”かというとそうでもないそうです。

現在最も有力な説とされているのは・・・

 

中国の蹴鞠(しゅうきく)ということです。

意外ですか?(笑)

 

FIFA(国際サッカー連盟)の副事務総長などをかつて務めたフランス人のジェローム・シャンパーニュ氏は、以前こう述べました。

サッカー発祥の地は自国であると主張する国家は多いですが、サッカー史を研究する学者によると、サッカー発祥の地が中国だという確かな証拠があります。古代中国 のスポーツ『蹴鞠』がサッカーの起源だとされます。

もちろん起源については、かなりあいまいな部分があると思います。

 

ただ、サッカーがかつての姿を変えてでも現代に受け継がれ、世界中の人々を熱狂させている点は素晴らしいと感じます。

そして中国の蹴鞠がサッカーの起源だとして、今から1400年も前に中国から日本に蹴鞠(けまり)として伝わった遊戯が、現在のサッカーとは全く違った形で、日本の伝統として元の姿が保存されているのも、素敵ですね。

以上です。今日も最後までお読みいただきありがとうございました。







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