瀬戸内の「豊島美術館」は、仕事を休んででも絶対に行く価値がある。

こんにちは!ナオヒロ(@naohiroyoda)です!

GWに瀬戸内の「豊島(てしま)美術館」に行ってきました。

何を隠そうこの僕、2014年に豊島には一度上陸をしているのですが、下調べが甘かったこともあり(むしろ大して調べもせず)美術館の定休日にぶつかってしまい、サイクリングだけして泣く泣く帰路につくという苦い経験があります・・

行き当たりばったりの旅行も個人的には嫌いではないんですが、何事も下調べは重要ですよね!(笑)
その後、そんな下調べが肝心な旅行業界に身を置くことになり、みっちりと鍛えられたのでした。

さて、豊島美術館のことは噂には聞いていましたが、想像をはるかに超える世界が僕を待っていたので、ぜひ皆さんにもその空間を体験していただきたいです。


豊島美術館って?

豊島美術館(てしま びじゅつかん)と読み、瀬戸内海に浮かぶ豊島にある西沢立衛さん設計の美術館です。
開館したのは、瀬戸内海の島々を舞台にした「瀬戸内国際芸術祭(第1回)」の開催期間中であった2010年10月17日。

「瀬戸内国際芸術祭(第1回)」の開催期間は2010年7月19日~10月31日までの105日間だったので、芸術祭の期間からすれば終盤にオープンしたことになります。

ちなみに瀬戸内国際芸術祭は3年に一度のトリエンナーレ形式を取っていますので、次回の開催は来年2019年です!

公式ホームページで豊島美術館は次のように紹介されています。

瀬戸内海を望む豊島唐櫃(からと)の小高い丘に建設されるアーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による「豊島美術館」。休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、その広大な敷地の一角に、水滴のような形をした建物が据えられました。広さ40×60m、最高高さ4.5mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間です。内部空間では、一日を通して「泉」が誕生します。その風景は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝えます。

『豊島美術館』公式HPより引用

抽象的な表現も多くイメージがしづらいかと思いますが、美術館というよりも「空間」という表現が使われていますね。

展示作品は「 母型 」ひとつだけ

『豊島美術館』公式HPより引用

ふつう美術館といえば、絵画をはじめとした美術作品が綺麗に飾られていて、歩くなりして移動しながら作品を一点一点観てまわるのをイメージする方が多いと思います。

しかし豊島美術館に関しては、
展示作品はアーティスト内藤礼さんの手掛けた作品「 母型 」の一点のみ。

しかも中に入って1つの作品をゆっくり鑑賞するというよりも、建物も含めた作品なので作品の中に入り込んでその世界観に浸るような感覚なのです。

【入館前の美術館スタッフの方からの注意点】

  • お履き物を脱いでお入りください(カフェ&ショップも同様)
  • お静かにお願いします
  • 中に入ると水滴や小さな白い陶器のお皿、小さな白い球体があり、すべてが作品です。壊れやすいので踏んでしまわないようにご注意ください

※写真撮影NGとは言われませんでしたが、撮影はNGです。

いよいよ美術館の内部へ!

 

 

・ついさっきまで作品があったところに今は何もない

逆に何もなかったところには今は作品がある

風が吹けばはなればなれになる

と思えばまたくっつく

 

みたいな感じです。

 

個人差もありますが参考までに、滞在時間は10分~2時間くらいが目安でしょうか(笑)
座ったり、寝転んだり(ウトウトしたり)みなさん思い思いの方法で作品の世界に浸っていました。

僕も気づいたら1時間くらい横になっていました。

この感覚は何だろうと思っていたら、庭園が素晴らしいお寺でのんびり時を過ごすような感覚に少し近い気がしました。

京都のお寺のように「横にならないでください。」とは書いていないので、自由に過ごしていただくことができますよ。

アクセス・施設詳細

豊島へのアクセス

豊島へは橋も通っておらず空港もないため、フェリーや旅客船で行くことになります。
僕は今回、宇野港⇒直島(宮浦港)1泊⇒豊島(家浦港)⇒宇野港というルートを選びました。

豊島への航路はいくつかありますが、フェリーや旅客船の運営会社が異なります。そのため、近隣の島と合わせての訪問をお考えの場合は、発着地からの往復乗船チケットを先に買わず、片道ずつチケットを買って航路を繋いでいった方が効率が良い場合があります。事前に可能な限り航路と運航時間を確認しておくことをおすすめします。

『ベネッセアートサイト直島』公式HPより引用

 

豊島周辺を拡大した航路マップはコチラ。

『豊島観光ナビ』公式HPより引用

豊島美術館へのアクセス(家浦港から)

豊島の家浦港から豊島美術館へは、町営バス(片道約15分)もしくはレンタサイクル(片道約20分)が一般的です。
混雑期の町営バスは、補助席を使っても乗り切れない場合があるので、時間にゆとりをもって行動してくださいね。

美術館の施設詳細

名称 豊島美術館(てしまびじゅつかん)
住所 〒761-4662 香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃607
電話番号 0879-68-3555
FAX 0879-68-2182
開館時間 3月1日 〜 10月31日
10:00 〜 17:00(最終入館16:30)
11月1日 〜 2月末日
10:00 〜 16:00(最終入館15:30)
休館日 火曜日(3月1日〜11月30日)
火曜日と水曜日(12月1日〜2月末日)
※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
※ただし月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、翌水曜日休館
観賞料金(※2018年5月10日現在) 1,540円
※15歳以下無料

最後に

言葉にならないほどの素晴らしい空間演出で、美術作品を観賞するという感覚ではないかもしれません。今は写真や動画がある程度ネットで見ることができる時代なので雰囲気は感じられるかもしれませんが、やはり行ってみないと分からない作品の繊細さや時間の流れのようなものがあります。

「豊島」という名前の由来は、雨の少ない夏の瀬戸内地方にあって水が枯れないことにあるといいます。半農半漁の豊かな暮らしがずっとあったんですね。
そんな地名にはふさわしくない公害問題(産業廃棄物不法投棄)がかつて起こっていたことも確かですが、この美術館はその島の名前にもふさわしい場所だと感じました。

また必ず訪れたい場所の一つです。


2 Comments

まきお

すごく興味が湧きました!作品に入り込まざるを得ないその感じはなかなか体験できるものではないですね(^^)

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