人間は恐怖や身の危険を感じると、顔が青ざめる生き物ですよね。
よく「血の気が引く」なんていう表現もされますが、顔が青ざめるのにはしっかりとした意味があります。
顔が青ざめる理由①
人間は身の危険を感じると、反射的に毛細血管を収縮させて、敵に傷をつけられた時にできる限り出血を抑えようとするからです。
特に顔は傷つけられる可能性が高い部位のため、攻撃された際に大量出血を抑えるために、本能的に血を無くすというわけです。
それでは顔から無くなった血は、果たしてどこに行ってしまうのでしょうか?
顔が青ざめる理由②
結論から言うと、顔の中を通っていた血液は危険を感じると、腕や脚に多くまわります。
なんのためかと言うと、人間は身の危険を感じると、隙あらば逃走したい生き物だからです。
2016年にテレビドラマ化されたマンガ「逃げるは恥だが役に立つ」というのも、まさにその通りだと僕は思います(^_^)
そして逃走する際に一番重要な身体のパーツが「脚」であることは、誰にでも想像できますよね。そして腕は関係ないと思いきや、腕を大きく振った方が遠心力で早く前方に進むことができるのです。
腕を振らずに走っている陸上選手は見たことがありません(笑)
逃走する際に顔に血液が多くあっても仕方がないため、効率的に血液を移動させるのです。
その結果、顔に血が少ないために血の気が引き、顔が青ざめて見えるというトリックでした。
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