※2019/07/15-17に宿泊した情報です
北インドのラダックに行き、さらにさらにヌブラまで足を運ぶという方の最終目的地。それは「トゥルトゥク」という村かもしれません。
この記事では、これからトゥルトゥクに向かう冒険家のあなたに向けて、村について、そして僕が2泊お世話になったホームステイ先情報をお伝えします。
トゥルトゥク
トゥルトゥク(Turtuk)は「北インド最果ての村」として知られ、村から10km西に行くと、パキスタン国境となります。
上の写真はトゥルトゥクに到着した際にバス停留所で撮影したもので、バスはトゥルトゥクで僕を含めた乗客を降ろすと、さらに奥地へと向かっていきました。
一応場所はココです。
住民はもう少し先まで向かうことができるようなのですが、旅行者に関してはトゥルトゥクまでしか立ち入りが許可されていません。(奥には国境を守るインド軍が配備されています。)
トゥルトゥクへの旅行者の立ち入りが許されてからは9年が経ちます(2010年~)が、その昔1971年の第三次印パ戦争前まで、実はここはパキスタンの一部でした。ですので村人の中には「パキスタン生まれ・インド育ち」という方がかなりたくさんいます。
トゥルトゥクへの行き方
ヌブラ渓谷の玄関口であるディスキットのバス停から、一日一便14:30頃からバスが出ます。(日曜運休)
このバスは地元の方も利用するため毎回満席に近い状況になります!早めにバススタンドに到着して、運転手に声を掛けて座席を押さえましょう!!
ディスキット▶︎トゥルトゥク「公共バス」片道120ルピー
景色をより楽しみたい場合は、右の窓側の座席がおススメですよ★
※復路はトゥルトゥクの下車した場所から、6時前後にバスが出ます!乗り遅れないように遅くとも5:45には着いていましょう。さもないと一日を棒に振ることに・・・(笑)
トゥルトゥクの宗教
トゥルトゥクには現在500戸・3000人ほどが暮らしていますが、住民のほぼ100%がイスラム教徒で、村にはモスクがあり、特に成人女性は頭にヒジャブを巻いています。
北インド・ラダックにはゴンパ(チベット仏教僧院)が各所にありチベット仏教徒が多い地域として知られますが、ヌブラ渓谷の玄関口であるディスキットから最果てのトゥルトゥクに向かう途中のスクル(Skuru)という町から、イスラム圏になっていくと、現地の方に伺いました。
しかし住民のほぼ100%がイスラム教徒であるトゥルトゥクにも、村外れに手入れの行き届いたゴンパが存在します。
これは1971年の第三次印パ戦争に際して、チベット仏教徒であったインド軍兵士たちが建立したものだそうで、今ではトゥルトゥクのイスラム教徒たちによって、維持されているということのようです。
村にある病院の医師や学校の先生はトゥルトゥクの外から来ているチベット仏教徒も多いので、ゴンパが現在でも維持管理されているのです。
お互いの宗教を尊重し合うとても平和なストーリーだと言えるのではないでしょうか。
ゴンパの花壇に水をあげる子ども達
トゥルトゥクのホームステイ「ISU HOME STAY」
僕が2泊お世話になったホームステイ先は、アリさんご夫婦に可愛い女の子が2人の「ISU HOME STAY」というところで、バルコニーからはこんなに素晴らしい景色が広がっていました。麦畑の向こうには雪をかぶったパキスタンの山が見えます!!!
部屋はこんな感じ。
必要最低限ですが、特に不自由しませんでした。まだ建築中の箇所も多くあるとのことでしたので、これから変わっていくかもしれません。
ちなみにトゥルトゥクは19時頃~23時しか電気が使えませんので、そのつもりで滞在されてくださいね(^_^)
晩ご飯は、隣接する畑でその日に収穫したオーガニック野菜を奥さんが調理してくれて、二晩とも美味しくいただきました。
どういうわけか二晩ともに食事は21時過ぎてからでしたので、早めの夕食を希望される場合は先に伝えておくとよいかもしれません!
ちなみに「ホームステイ」といってもご家族と一緒にご飯を食べることはなく、外のテーブルに食事を用意していただきました(笑)
インドではよくあることですが、「ホームステイ」と言いながらもゲストハウスに近い感じです。
家族が住んでいる建物に泊まるという意味で、ホームステイと言っているのだと思います。
【ホームステイ先の詳細】
●名称:ISU HOME STAY
●オーナー:アリさん(ISUはファミリーネーム)
●電話:(+91)9469624339
●料金:一泊2食付800ルピー
●Wi-Fiなし(準備中とのこと)
◎距離はありますが一族経営の別の宿泊施設「TURTUK HOLIDAY RESORT」内で24時間利用可
●ホットシャワーあり
●場所:かなり奥にあるホームステイです。地図で詳細が出てこないので、現地で聞いてみてください!
どうしてもWi-Fiが無きゃ死んじゃう-!という欲しがり屋さんは、吊り橋からほど近い「FRIENDS CAFE AND RESTAURANT」に行ってみてください(∩´∀`)∩
トゥルトゥク。
そこは山紫水明で小麦畑が広がる穏やかな、そしてなんとなく家並みがかわいい村♪
ぜひ時間が許す方は訪れてみてください。
KEEP CLEAN !
LIVE POSITIVELY !!
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